【開催日時】 第1回 7月30日(土)〜31日(日)
第2回 8月6日(土)〜7日(日)
10:00〜18:00
【開催場所】 吹田市金田町14-5 (ナビに入れてお越しください)
生活の大半を過ごす「家」。四季がある日本では、古来より伝統として「風通しのいい家」をつくることを大事にしてきました。それは、外から新鮮な空気を取り入れるのと同時に、宅内で発生した排気(臭いなど)を宅外に排出することで、空気を自然循環する機能も果たしていました。
現在、「高気密・高断熱住宅+機械換気」主流になる中で、私たちは、密閉された空気を機械によって排出する以外に何か別の方法はないかを模索していました。なぜなら、台風や大雨などの災害で停電になった場合、窓を開ける以外に換気をする方法がなくなってしまうという欠点があるからです。一時的な災害であればいいのですが、大きな災害により、長期間の避難が必要な場合、体育館などでの避難を避け、できれば自宅で過ごしたいと思いませんか。
最近はシックハウス症候群の原因となる建築資材への揮発性有機化合物(VOC)規制が進み、自然素材を使うことは多くなってきていますが、まだまだ合板などは接着材を多用しており、家具から発せられるVOCも考慮すると、今後生活をするうえで室内環境への影響が懸念されるところです。また、VOCは湿気に揮発しやすい性質があり、機密性が高く、高湿度になりがちな室内ではVOCが室内に充満する可能性があります。
また、家族4人であれば、私たちは(炊事・洗濯・お風呂・呼吸などで)1日あたり、おおよそ6リットルの水蒸気を出して生活しています。また、人が1日に摂取する空気の重さは約15kg〜20kgと言われていることを考えれば、夏に高温多湿になる地域においては、室内に揮発したVOCを水蒸気と共に呼吸で体内に取り込むのは避けたいところです。断熱性を維持しながら、室内の湿気を外に排出し、湿度を下げることができれば、より快適に過ごすことが可能になります。
是非、この機会に「深呼吸したくなる家」をご体感していただければと思います。室内の空気を循環させ、自然に快適な湿度をコントロールすると、「洗濯物がよく乾く」などの別の効果も期待できます。夏の暑い時期にご体感いただけることもありますので、今後のご参考にしていただけたらと思います。
見学のお申込は、事前にご連絡をいただきますとスムーズにご内覧いただけます。
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担当 石橋直樹 090-8572-5089 naoki.i@joto-kk.co.jp